ユヴェントス・フットボール・クラブの取締役会は2017年9月22日にクラブ会長アンドレア・アニェッリが議長を務めて開催され、6月30日に終了した2016/17シーズンの財務諸表の草案を承認し、利益準備金に割り当てられる4,260万ユーロを報告しました。
2016/17シーズンは過去年度に報告された改善を確認し、3年目の事業は黒字で終えました。イタリアメディアによると、会計年度の利益更新は3シーズン連続とのこと。
この報告書を10月24日にアリアンツ・スタジアムで開催される株主総会で承認を得るために提出することになります。
クラブの公式サイトでは、2016/17シーズンの具体的な数字を確認することができます。
2016年/17シーズンの利益は4,260万ユーロでした。これは昨シーズンの410万ユーロに比べて3,850万ユーロのプラスという大きな変化を示しています。
この変化には昨夏にクラブを去ったポール・ポグバの移籍金が大きく関わっているのは明白です。3シーズン連続でポジティブな結果を得て、来シーズンはどうなるか。
その他、報告書では2016/17シーズンから2017年夏の主な出来事をピックアップしています。
アリアンツ・スタジアム
ユヴェントス・スタジアムは2017年7月からAllianz Stadiumと呼ばれるようになりました。これはスタジアムに関する命名権に関しての契約が締結されたことによります。この契約は2023年6月30日まで。
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スタジアムに隣接するコンティナッサ地区のほとんどは当初のスケジュール通りに進んでいるようです。これにはユーヴェのクラブ事務所と新しいトレーニングセンターとメディアセンターが入っています。そして7月中旬にユーヴェのクラブ事務所が移転しました。おそらく近いうちにトレーニングセンターとメディアセンターもユーヴェに引き渡されると予想されます。
2017/18シーズンのチケットキャンペーン
2017/18シーズンのシーズンのチケットキャンペーンは29,300のパスを売り上げ、2,570万ユーロの純利益(これにはプレミアムシートと追加のサービスを含む)。昨シーズンは29,300シーズンのパスと2,410万ユーロで、160万ユーロのアップとなりました。
ユヴェントス・ウーマン
8月10日、新しいプロジェクト”Juventus Women”が発表されました。2017/18シーズンから、初めて女性セリエAに参加しています。このプロジェクトは21人のアマチュア女性選手からなるファーストチームに加え、合計108人の女性(9歳からプリマヴェーラまで)で構成されています。
報告書は最後に、2017/18シーズンのビジネスとしての展望が明記されています。それには現場での結果に大きく影響されるとしており、とりわけチャンピオンズリーグでの結果を重要視するとしています。
やはりチャンピオンズリーグでの成績は重要であり、2016/17シーズンはその恩恵を受けた結果です。現場とフロント、そしてファン。皆を幸せにするのはユーヴェがユーヴェであること、つまりチームが勝ち続けることです。
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