1897年のクラブ設立から数えて120周年。ユヴェントスの「あなたが選ぶベストイレブンは?」というお題をやってみました。
テーマは「ここ25年のベスト」。
Gianluigi Buffon(ジャンルイージ・ブッフォン)
2001年夏に加入、もはや説明不要のレジェンドです。スタディオ・オリンピコがコムナーレとして使用されていた練習場を知る唯一の選手となりました。加入当初は少し精彩を欠いた時期もありましたが、その後の活躍は言うまでもなし。セリエAでは多くのスクデットを達成し、自身も新記録を打ち立てました。
Lilian Thuram(リリアン・トゥラム)
非常にクレバーな選手。スピードと高さ、そして1対1にも強いなど能力が高く、どんなシーンにおいても平均点以上の結果を出していた印象があります。センターバックのみならず右サイドも担当し、そのユーティリティー性でチームを助けてきました。
Paolo Montero(パオロ・イグレシアス・モンテーロ)
ずる賢いようなイメージがあるかもしれません。1対1に強く、どんな手を使ってでも!?相手に負けることはありませんでした。マルチェッロ・リッピ政権時の象徴的なディフェンスラインにおけるリーダーでした。
Ciro Ferrara(チーロ・フェッラーラ)
モンテーロと共に対人に強く、全盛期は競り合いで負ける選手はいなかったのではないかとも思えます。トゥラムと共に右サイドでもプレー。トリノ市内にナポリピッツァのお店を出店しています。
Andrea Pirlo(アンドレア・ピルロ)
ボールを受ける際に一瞬だけ前を見る。ボールを受ける際にはノールック&ダイレクト。スーッと彼がパスを出した先には素晴らしいゴールシーンが待っていました。デビュー当時は中盤上がり目の印象でしたが、その後は後方から組み立てる立場になって更に良さが出てきたように思います。
Zinedine Zidane(ジネディーヌ・ジダン)
マラドーナと共にカルチョの楽しさと面白さを教えてくれた選手。ユーヴェが個に頼った数少ない選手の1人かもしれません。マルセイユ・ルーレットなど、その優雅なプレーでティフォージを魅了してきました。1998年にバロンドールを獲得。
Edgar Davids(エドガル・スティーヴン・ダーヴィッツ)
中盤を所狭しと動き回っていた印象があります。優れたテクニックと身体能力の高さで、そのクオリティの高さはいつの時代にも通用するものでした。相手の攻撃の芽を摘み、そこから自らの力でカウンターに展開できる力を有していました。現在はクラブのレジェンドとして何度か来日しています。
Pavel Nedved(パヴェル・ネドヴェド)
その決定力、ダイナミズム、ガッツ……。多くのことを思い出します。常に全力でプレーし、チームを救ってきました。2003年にバロンドールを獲得。チャンピオンズリーグ優勝を果たすことはできませんでしたが、現在はスーツ姿でそのタイトルにチャレンジしています。
Mauro Camoranesi(マウロ・ジェルマン・カモラネージ)
主に右サイドの中盤でプレー。南米人特有のボールタッチの多いドリブルが好きでした。やる気がないようなプレー振りに騙されることも少なくなく、それは特有のスタイルだったのかもしれません。リッピ・ユーヴェを支え、2006年のワールドカップ・ドイツ大会優勝メンバーの1人です。
Alessandro Del Piero(アレッサンドロ・デル・ピエーロ)
ロベルト・バッジョからポジションを奪う形で瞬く間にチームの中心選手となりました。その”alla Del Piero”な美しいゴールの数々は忘れることができません。怪我によって困難がありましたが、歴代の選手の中でも人気と実績においてトップクラスと言えます。彼の喜びや悲しみを共有してきた多くのティフォージがいることがわかります。
David Trezeguet(ダヴィッド・トレゼゲ)
ゴールの枠内に確実に叩き込む。この点において素晴らしい仕事をしてきた選手です。89分30秒は何もしなくても残り30秒で重要な仕事をすることもありました。懐が深く、前線でターゲットになることができました。デル・ピエーロとのコンビネーションも抜群でした。現在はレジェンドの1人として来日することもあります。
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