2016年5月28~29日、在日イタリア商工会議所は日本とイタリアの国交樹立150周年を迎えることを記念したイベント「Italia, amore mio!」を六本木ヒルズで開催しました。
良い天候に恵まれた29日、お邪魔してきました。日本人にも馴染みのあるとても多くのブランドやメーカーなど関係機関が出展、ステージや各ブースからはイタリアの現在が伝わってきました。とりわけ注目すべきは自治体としてトリノ市が出展していることでした。
ピエモンテ州トリノ市は旅行先としてはまだメジャーとは言えませんが、とても魅力的な街であるのは言うまでもありません。トリノはユベントスのお膝元であり、その街は常にユヴェンティーニの憧れであり続けています。
チョコレートでも有名な街、トリノには館内は映画博物館にもなっている有名な塔「モーレ・アントネッリアーナ」、規模としては本国に次ぐエジプト博物館など、ユーヴェ以外にも見所があります(現地観戦ガイド参照)。
また、2006年に荒川静香さんがフィギュアスケートで金メダルを獲得したことは、トリノの名が日本で広まった1つのきっかけになったかもしれません。
街はユーヴェのような落ち着きがあり、洗練された面を持ちながらもイタリアの古き良き伝統を融合させた街であると感じました。人々はつかず離れず、観光客にも優しい印象です。
早いもので、あのオリンピックから10年。インフラが整備され、ますます魅力的な街になりました。ミラノやローマ、フィレンツェも良いかもしれませんが、トリノをイチバンのオススメとさせていただきます。
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