ユベントスにとって素晴らしい1年だったことに疑いの余地はありません。2015年の10大ニュースをランキング形式で振り返る後編です。

第5位 ヨレンテが日本に
残念ながら2シーズンでお別れとなりましたが、6月下旬にフェルナンド・ヨレンテがハネムーンで日本を訪れました。その様子は彼のInstagramでも伝えられました。興味深かったのが彼の行く先々が京都の清水寺や白川郷など歴史的に知られた場所や建造物があるところでした。少しずつ北上して最後は東京でも目撃されたようです。ナンドさんの優しさと共に日本のユヴェンティーニの心に深く印象付けたと思います。

第4位 ボヌッチ、マルキージオ、モラタとの契約延長
新しい時代に突入したユーヴェ。クラブはセンターラインを担う重要な3選手たちと契約の延長を果たしました。ディフェンスラインで守備だけではなく攻撃の起点となりつつあるレオナルド・ボヌッチ。中盤のキーマンであるクラウディオ・マルキージオ。そして重要な場面でゴールを決めるアルバーロ・モラタ。彼らは2020年までユーヴェとの冒険を続けていきます。

第3位 ブッフォン大活躍
スーペル・ジジという試合がいくつもありました。ジャンルイージ・ブッフォンがゴールを許したなら仕方ないと思えるくらい彼は世界最高のゴールキーパーのひとりとして安定感を示しています。とりわけ低いボールへの素早い反応、危険な場面においても決して慌てないプレーは流石です。12年振りのチャンピオンズリーグ準優勝、スクデット4連覇とコッパ・イタリア制覇に大きく貢献したひとりです。ブッフォンはビアンコネーロのユニフォームと共に15シーズン目に入りました。そのレジェンドの喜び、悲しみ、そして怒りが次の世代に引き継がれることを期待します。

第2位 スクデット4連覇&コッパ・イタリア優勝
スクデット4連覇と久し振りのコッパ・イタリア制覇。シーズン開幕前にアントニオ・コンテが去り、どうなるかと思われたチームをマッシミリアーノ・アッレグリが抜群の指揮でチームを正しい軌道に乗せてきました。タイトルを置き土産に主力が退団しましたが、チームには新戦力が加わって正しい軌道に乗りつつあります。2015/16シーズンも十分にタイトルを狙うことが可能です。

第1位 チャンピオンズリーグ準優勝
12年振りのチャンピオンズリーグ決勝を戦うユーヴェを見ることができたのが一番のニュースです。決勝では敗れて惜しくも準優勝でしたが、シーズン開幕時の状況からすると良くここまで到達したというのが正直なところでした。タレントでは他のビッグクラブに劣っていても、持ち前のチームワークで難敵を倒してきました。アンドレア・アニェッリの体制になってから5年。フロントと現場それぞれでポジティブな数字が示され、それは更なるクラブとチームの成長、そして近い将来の欧州制覇を期待するものです。2016年のユーヴェにも期待しています。

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